玩具業界2位のタカラと3位のトミーは2005年度内にも経営統合する方向で最終調整に入ったことが12日、
明らかになりました。
ただ、現時点では協議を行っている段階で、成立するかは五分五分だそうです。
なお、成立して合併になった場合は、誕生する新会社の社長にはトミーの富山幹太郎社長(51)が、
副社長にはタカラの佐藤慶太会長(47)がそれぞれ就任する見通しで、両社は、今秋にもインターネットや
携帯電話に配信するコンテンツ(情報内容)などを制作する会社を共同出資で設立するとの事。
先日、バンダイとナムコが今秋に経営統合を発表し、新会社を設立する事を発表するなど、少子化などの影響で
国内のおもちゃ市場の伸びが頭打ちとなり競争が激しくなっているため、各社とも規模拡大で生き残りを
めざすようです。
トミーはいわずと知れた「ポケモン」のキャラクターグッズを製作販売しているポケモンの主要スポンサー企業、
タカラは「リカちゃん人形」や「チョロQ」などで有名な玩具業界2位の企業。統合後の連結売上高は
約1800億円規模になり、玩具部門のみの売上高では業界最大手になります。
なお、バンダイもポケモンのキャラクターグッズを販売しているので、今秋以降グッズの販売戦略等になんらかの
影響があるかも知れませんが、タカラとトミーは、統合後もそれぞれのブランドを維持しながら、コスト削減のほか、
海外販売や商品開発の強化など、統合効果で生き残りを図るとの事なので、大きな影響にはならないと思います。
情報元 「読売新聞」「ロイター」「asahi.com」「毎日新聞」
更新日 【2005/05/12 (木) 20:53】
【続報】★正式に合併が決定、新社名は「タカラトミー」
玩具大手のトミーとタカラと携帯電話向け情報配信会社のインデックスの3社は13日、
トミーとタカラが合併し、2006年3月1日に新会社“株式会社タカラトミーを設立することで基本合意したと
発表しました。
なお、英語名では「TOMY COMPANY, LTD.」とタカラの名前は消えます。
両社は7月に合併契約を締結し、それぞれが8月下旬に開く臨時株主総会で承認を得る予定で、
存続会社はトミー。
なお、合併と同時に製造・物流部門の効率化を進める予定で、新会社は玩具や両社の保有する
キャラクターを利用したメディア事業の拡大も目指すとの事。
なお、合併新会社の社長は既報どおり富山幹太郎トミー社長(51)が就任し、タカラの佐藤慶太会長(47)は
代表権のある副社長に就任する予定で、タカラの株式1株に対しトミー株0.178株を割り当てるとの事。
なお、新会社設立に先立ち、3社は、タカラとトミーの持つ人気キャラクター等の活用や広告宣伝などを目的とする
事業会社“株式会社タカラトミーネットワークス《T2ネットワークス》(仮)”を9月1日付けで設立する事も発表、
資本金は10億円で出資比率は、インデックス50%、新会社50%の予定。
ちなみにポケモン、トミカ、プラレール、ゾイド、ディズニー、トーマス、チョロQ、リカちゃんといった権利は、
タカラトミーが保有します。
情報元 「asahi.com」「毎日新聞」「ASCII24」「日本経済新聞社」「ケータイWatch」
更新日 【2005/05/14 (土) 1:50】
【関連情報】★トミー、「ポケモン関連商品」好調で業績上方修正
トミーは、12日の東京株式市場大引け後に発表された同社の売り上げが
2月予想の820億円から832億7400万円(前々期比0.9%増)へ、
経常利益が35億円から41億1900万円(前々期比24%減)へ、純利益が10億円から16億7400万円
(前々期比33%減)へそれぞれ引き上げられたそうです。
業績が上向いた理由として、単体業績で定番商品、ポケットモンスター関連商品、新製品のラジコンカーなどの
販売が好調に推移したほか販管費も削減、業績不振子会社を国内連結子会社でカバー、海外子会社の
特別損失も当初予想を下回ることなどが要因となったようです。
情報元 「asahi.com」
更新日 【2005/05/15 (日) 17:46】 |
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